2015年2月27日金曜日

#065 福岡レポート 3日目


いよいよ、3日目。

今日は途中までおひとり様行動。

カラオケボックスでイスに座った仮眠の後は波葉の湯に再度向かう。

温泉に入ってすっきりするため!

前日のお遍路見届け巡りとその後の朝までコースでカラダはすっかりボロボロ(笑)

岩盤浴に入ってストレッチして足がつって苦しんだりしながら、

午後にcoffonのイベントに、Iさんに会いに向かう。




coffonは、代田橋のメンバーからよく聞いていたけれども、ずーーーっと行く機会がなくて今回お初。

決して広いお店ではないけれど、置いてあるものやお店の雰囲気は、ほんわりしていて、

Iさんの人柄が表れてるんだなって、しみじみ思った。

この日のイベントは、広く告知しているわけではなかったみたいだけれど、

常連さんが集まってきたり、東京からお客さんがサプライズで来たり、これも、Iさんと一緒にイベントをやってるKさんの人徳なんだろうな。

Tくんが、Iさんはみんなに好かれていて、お店に行ったらその人気が改めてわかるって教えてくれてたけれど、ほんとにそうだった。

特に嬉しかったのは、私が行ったらすぐ、暖かく迎え入れてくれて、他の常連さんに紹介してくれたこと。

一人だったし、アウェイな場所だったし、実はけっこう緊張してたんだけれど、みなさん受け入れていろいろ話をしてくれて、なんだかテンション高くなってしまったわたし。

うるさくしてごめんなさい(笑)

Iさんが、ナイスな紹介をしてくれたおかげ!

もっとゆっくりしてたかったなーって、思う。


他にも行くところがあったので、名残惜しい気持ちをおさえて、

これもTくんからよく聞いていたKrunkという家具屋さんに向かう。



お店の中で写真を撮る勇気は持ち合わせてなかったので、外の雰囲気だけ。

素敵な家具や照明があったけれど、衝動買いできるようなお値段ではありませんので目の保養だけして店を出る。


次に向かうは岩田屋というデパート。

実は、今回の旅で、もし行けたら行ってみたかったのが「鉄なべ」という餃子屋さん。

タイミングなくて行きそびれたけれど、いろいろ親切にしてくれた健吾さんの手土産として餃子を買おうと思って調べまくる。

鉄なべの直売所はあいにくこの日はお休みで。

冷凍ならば売っているということで、岩田屋で5分で買い物を済ませ、再び篠栗に向かう。


陶花であともう一回ご飯を食べたい!という食欲を満たす前に、もう一か所、立ち寄り。

実は、見届け人を務めたMくんと共に、無事にお遍路を周りきったAさんに、何かお遍路グッズを達成記念に渡そうという話をしていてね。

巡っている途中であった方が、お遍路パーカーを着てて、あんなオサレデザインのもあるんだね~って言ってたのでちょっと調べてみたらいろいろあった。

Tシャツなんて、48色もあるらしい!!!

観光協会に問い合わせて、現物があるお店を訪ねたら、「たまや」さんというお店を紹介してくれて。

陶花が閉まる前に、たまやさんに駆け込んでみた。

ご主人が、これまたいろいろと相談に乗ってくれまして。

パーカーやTシャツの他にも、サコッシュやトートバッグとか、いろいろあった。





ご主人と話しをしていたら、健吾さんはもちろんのこと、共通の知り合いの方もいるし、

Aさんのことすら知っている。

またもや、なんだか嬉しくなってしまった私。

この後、陶花に行くという話をしたら、ご主人も行くという。

雨も降っていたところ、一緒に車で行きましょうと、おっしゃってくださった。

なんだよう。篠栗の人って、ほんとにあったかいな。

そしてそこで初めて、名前を伺い、名前を名乗りまして。

「たまやのご主人と陶花行きます」と、すでに陶花にいたAさんに連絡をしたんだけど、

なぜ私がご主人と一緒にいるか、ピンとこなかったらしい(笑)

そりゃそうだよね。ここでまさか私がご主人と出会ってるなんて、知らないわけだから。

いや~、ハテナ顔のみんなを見るのが楽しかった。


陶花で2回目の食事をオーダーする。



たまやご主人の桐生さんもオススメの、「モツ煮定食」。 (であってるよな・・・)

茶色い料理大好物の私には、たまらない料理でした。

うんまかったー。健吾さんお嫁に欲しい。


Aさんに、無事にお遍路グッズ(結局Tシャツを買いました)を渡して、記念撮影。


お遍路Tシャツが完全に馴染んでる。

この蛇腹のご朱印帳も、すごいよね。

88カ所を巡った証。


そんなこんなで、わたしの滞在最後の夜は、AさんとTくんと、篠栗の飲み屋で締めくくる。

その名も「夢や」。

めちゃくちゃ雰囲気のある、いいお店だった!


お店の人は、みんな、蝶タイにベストみたいな服装で(ホールの人だけじゃなく、キッチンの人も)。

なんだか、昔ながらのサイフォン式の珈琲屋さんみたいな感じ。

店内は、時代家具が多くならんで、そこかしこに飴色の板張りや梁があって。

ジャズの調べが会話を邪魔しない音量で流れていて。

ご飯も美味しかった。

豆腐のグラタンとゴマサバが最高に美味しかった!

また食べたいな~。




しっぽりと3日目の夜を終え、翌朝私は東京へと帰っていったのでした。




徒然なるままに起こった出来事を議事録のごとく書き連ねてきたけれども、今回の福岡の旅で感じたこと。

1日目の日記の冒頭でも書いたけれど、今回の旅は完全に便乗だったし、1人行動も多くなる可能性も高いなと思っていた。

でも、Aさん、Tさんが福岡の人たちに紹介してくれて、そのおかげもあって(だと思ってるのだけど)
あたたかくおもてなしをしてくれたことが、とても嬉しかった。

よく感じることなのだけれど、ふらりと観光で旅をした時は、それなりにガイドブックや既にそこに行ったことがある人の話を聞いて、ここに行ってみようと思ったりする。

でも、その地の人と知り合うと、普通の観光旅行では得難い醍醐味を味わうことができる。

地元の人が行く店に行って、地元の人と会話して、少し、コミュニティの内側を覗かせてもらうことができる。

Aさんは福岡の人ではないけれど、福岡も何度か訪れているということもあって(あとそういう時運でもあったのだと思うけれど)今回お遍路をすることになって、まさかそこに立ち会うことになるとは思ってもみなかった。

これも、普通の観光旅行じゃ絶対に体験できなかったこと。


私目線で言えば、こんな感じで、とてもありがたく、うれしく、新鮮な旅になったのだけれども、一方で思うことはもう一つ。

便乗しちゃって申し訳なかったなと、思うのです。

Aさんも、Mくんも、Tくんも、自分たちの固有のつながりが福岡にはあるわけで、
何も東京でできることを敢えて福岡でしなくても、、、というのがあるだろうし、
逆に私が便乗することによって、みんなのペースを乱したのではないかなぁと。

なんだかんだ私が滞在した3泊ともみんなと飲んだりしていたので、もっと自ら別行動をするべきだったかも。

今回みんなに便乗して福岡入りするにはちと時期が早かったかなとも思ったり。

それが、少し心残り。

でも楽しかった。

でも心にしこりが。

でも嬉しかった。

でも申し訳ない。

複雑な気持ちです。


こっそりここで謝っておこう。

お邪魔してすみませんでした。。。


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